子どもに火はいつから使わせてもいいの?

今回は、子どもにいつから火を使わせてもいいのかについてお話していきます。

 

子どもが火を使って、お手伝いをしたいと言ってきたら・・・

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子どもに火を使わせるのって、

やけどをしないか怖いですよね。

 

でも、子どもが、料理を作ることができるようになれば、

将来、大学生や大人になった時も、

自分で料理を作って、食べることが当たり前になっているはず。

 

自分でご飯を作れるということは、

身体に良いものを自分で作って食べるという習慣にも繋がります。

 

子どもに料理をやらせたい!

いつから火を使わせてもいい?

火を安全に使わせるにはどうしたらいいの?

 

そんな人はぜひ読んでみてください。

 

 

 

火はいつから使わせてもいいの?

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・危険なものを危険と認識できるようになった

・やりたいという気持ちがある

 

火を使い始めるのは、早ければいいというわけでなく、

子どもに上の2つがそろった時に初めてスタートできます。

 

子どもに危ないことを教えても

回避できる能力と理解力がなければ

大きなケガにつながりかねません。

 

子どものペースに合わせて、使い始めましょう。

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あとは、環境を整えて、

安全に気を付けながらはじめましょう!

 

 

 

安全に火を使わせるコツ

 

 

・鍋の上からのぞき込める踏み台の準備

 

まず、大人が使うコンロを子どもが使えるようにすること。

 

鍋と顔が近いと油が飛んできたり、

腕も鍋のふちに当たりやすくなります。

 

子どもが鍋をのぞき込める高さで

足の踏み場が狭くないものを選んでみてください。

 

 

・火を扱う時のルールを決める

 

「火をつけたり、消したりするのは、大人。

子どもはスイッチに触らない」と

ルールを家族で共有することが大切です。

 

ルールを伝えたうえで、

子どもがスイッチを触ろうとした時に

「触らないよ」と落ち着いて伝えることができます。

 

 

・どこを触ると熱いか、どこを持つか伝える

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初めて挑戦する子どもは、

具体的にどこを触ると熱いかを知りません。

 

どこを触ると熱いか、持ち手はどこかを

丁寧に伝えることから始めてみましょう。

 

 

・両手を使わせる

 

子どもは、空いてる方の手で遊んでしまい、

無意識にフライパンの熱い部分に

触ってしまうことがあります。

 

両方の手を使う方が、

子どもも体が安定するので、

安全に料理することができます。

 

 

・子どものペースに合わせて作業をする

 

子どもの作業はとてもゆっくりである傾向にあるので、

作業ごとに火を止めるようにしましょう。

 

そうすれば、大人も子供も、

落ち着いて作業をすることができます。

 

 

はじめて火を使うのにおすすめ方法

 

・鍋でお湯を沸かす

 

鍋でお湯を沸かすと、火の危険性を伝えることができます。

 

冬に鍋をするときや、お汁を作るとき、

鍋の上から一緒に手をかざし、

ちょっとずつ下げていきながら「熱さ」を確認していきます。

 

10センチくらいのところで「熱い」を感じられるはず。

 

言葉だけで「やけどをするから触らないでね」というよりも、

「熱いという体験」と「言葉」で伝えることで、

「具体的」に「どうしたら危険なのか」を知ってもらえることができます。

 

 

 

まとめ

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火を使わせるのは、

・危険なものを危険と認識できるようになった

・やりたいという気持ちがある

 

子どもに上の2つがそろった時に初めてスタートできます。

 

子どもが危険なことしてしまうのは、危険なことを知らないから。

経験をしていないことを想像するのは、大人にとっても難しいこと。

 

安全に料理ができる環境を整えて、

何が危ないのか、どうするといいのかを

子どもに「体験」と「言葉」で伝えてみてください。

 

そうすれば、火も安全に使うことができますよ!